AKS東京セミナー3日目

昨日(H28.6.26)は、AKA-AKSセミナー3日目
肩関節疾患に対するAKS治療の展開を中心に講義をさせて頂きました。

IMG_0938 (2)

今回の東京セミナーに参加された先生方には、この肩のお話を楽しみにされていた先生がすごく多かったです。

鍼灸マッサージ師、柔道整復師、理学療法士など今回これだけのスペシャリストが揃っていても、なぜ五十肩の治療には苦しむのでしょうか?

その理由は
① 患者様自身の痛みが強く、肩を動かされることを怖がっているので手を出せない。
② 肩回りの筋肉にマッサージやストレッチなどのアプローチをして、患者様は気持ち良いと言ってくれるが、痛みや動きはさほど改善しない。
③ 痛みの原因がどこにあるのかわからないので、どうやって治療したらよいかわからない。
④ 五十肩の治療が苦手(ぶっちゃけ好きじゃない)
などです。

私がなぜ、五十肩のAKS治療を先生方にお伝えしたいか?
それは、五十肩の治療を好きになってもらいたいからです^^
五十肩の治療で悩んでいる方は全国にたくさん見えます。患者さん自身情報に長けているので治療しても治らないと思って、半年や一年も放っておく人がほとんどです。
でもこの方たちの周りに五十肩の治療が好きで自信を持っている先生が現れたらどうですか? 
それも劇的な改善効果があるAKS治療を使って一撃で楽にすることが出来たら^^
皆が痛みのない体で仕事や余暇を楽しめて素晴らしい人生を送れますよね!!

だから、今回も出し惜しみすることなく肩のAKSテクニックをお伝えしました。
お伝えしたポイントは
① 肩関節の評価(検査)
肩の肢位によってどの筋肉に問題があるかを学びました。
② 段階別に分けた治療法の選択
痛みが強い患者様は肩を触られることが恐怖です。まずは、効率の良い解剖学的なストレッチと脳や脊髄の反射を利用した刺激をして、簡単に筋肉が緩むことを確認して頂きました。
これが、できると患者様は痛みが和らぎ、先生を信頼してくださるので、次に行う筋肉の細胞をパラパラにほぐすAKS治療を学んで頂きました。
これにより、患者様は安心して先生方に身をゆだねることができるのです。
③ 更なる専門性を!
先生方が貪欲でどんどん吸収したがるから、カリキュラム以上のことをたくさん話しちゃいましたよ(^^;
普段狙わないであろう筋肉のAKSや関節包・靭帯のストレッチまで^^

① ~③まで本当にみんなで頑張って、お腹いっぱいになりましたね^^
先生方が
・早く明日になって今日のテクニックを使ってみたい
・二日目までの治療だけでも肩に効果があったのに今日の肩AKSを取り入れるのが楽しみ
・自身、検査で肩の動きに著しい可動域制限があったのに、今日の勉強会で完全に治った。信じられない!!

このような声を頂けて、感謝です。そして何より、先生方が肩関節のAKS治療を好きになってくれて本当にうれしかったです。

IMG_0942
次回(H28.7.24)は脊柱管狭窄症vs椎間板ヘルニアのAKS治療の展開です。
精一杯お伝えしますので、何卒よろしくお願いいたします。

最後は懇親会で美味しいイタリアンとお酒を頂きました。
とっても楽しかったです^^
皆さんありがとうございました!!

image1

AKS療法サロン代表。理学療法士(physical therapist)兼、徒手療法士(chiropractor)。テレ療法(オンライン診療)およびサロン(東京/名古屋)を通じて、痛みやしびれでお悩みのみなさまをサポートいたします。治療家・セラピスト向けにセミナーも開催。AKS療法を身に付けた「最後の治療家」育成にも尽力しています。